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現在、CD−RやCD−RWレコーダが安価になってきています。CD−Rメディアはふつう1枚あたりでいうと200円を下回っています。自作のMIDI データを A/D 変換してオリジナル・アルバムを作成して友達に配ったり、お気に入りの曲をCD−Rに焼いて、ポータブルCDプレーヤやカーステレオで楽しむことも増えてきています。せっかく作成した音楽CDですから、どんなプレーヤでもきちんと再生されてほしいものです。オリジナル曲のCD−Rを友達にプレゼントしても、「聴いてみたら音飛びばかりでなんだかわからなかった」と言われてしまっては悲しいものがありますね。ポータブルCDプレーヤからオーディオ・コンポのCDプレーヤまで、どんな再生装置でも音飛びすることなく、美しく再生できるCDの作り方を紹介します。
CD−Rメディアとしては、信号面が銀色をしている、「フタロシアニン系」という色素を使ったものを使いましょう。フタロシアニン系で有名なのは、GD74など三井化学の製品です。CMC Magnetics 社の MR. DATA にもフタロシアニン系の製品があります。音楽CDを作るなら、これらのメディアを使いましょう。
CD−Rの信号面を見ると、たいてい青っぽい色をしています。緑色っぽいのもあります。こういうCD−Rメディアは、音楽CDの作成にはあまりふさわしくありません。オーディオ用のCDプレーヤの一部では、音飛びばかりで正常に再生されなかったり、そもそもCDと認識してくれず、まったく音が出ないことすらあります(CDラジカセやポータブルCDプレーヤではそうなる機種があるようです)。
オーディオコンポ用のCDプレーヤや、LD/CDプレーヤでは信号面が青や緑のメディアで作った音楽CDもきちんと再生することが多いようです。ちゃんとしたコンポではCDに照射するレーザ光線が比較的強いため、色素によって多少反射率が落ちてもきちんと読み取ることができるからではないかと思います。それに対して、ポータブルCDプレーヤでは電池の消耗を防ぐために出力の弱いレーザ光線を使用しているのではないかと推測しています。
CD−Rの種類 |
主なメーカー |
色 |
特徴 |
シアニン系 |
太陽誘電 |
緑 |
・いま一番普及しているメディア |
フタロシアニン系 |
KODAK |
金 |
・シアニン系より保存性が高い |
アゾ系 |
三菱科学 |
青 |
・記録後も、耐久性や耐光性に優れる |
CD−Rのライティングソフトはいろいろ出回っていますので、それを使えばいいでしょう。ソフトのマニュアルのとおりに操作すれば音楽CDを作ることができます。
音楽CDを作成する際の一般的な注意点!!
1)アナログ・ソースを録音する場合は、サウンド・カードではなく、なるべく外付けの A/Dコンバータを使用して入力する(Roland UA-30 など)。
2)CD−Rドライブは、なるべく振動の少ないところにしっかりと固定する(といっても内蔵型ではどうしようもありませんが)。
3)どれくらいがいいのかわかりませんが、充分な容量のメモリと、なるべく高速なCPUを搭載したマシンを使いましょう。
4)CD−R書き込み中は、他のソフトを使用することを避け、スクリーン・セーバをオフにておきます。電源管理機能も切っておきましょう。これらが作動してしまうと、書き込み失敗の原因になることがあります。
5)書き込み中、CD−Rドライブをコンコン叩いたりしないようにしましょう。